The Heritage Foundation

Japanese Newsletter

August 1, 2013

August 1, 2013 | Japanese Newsletter on

Heritage’s Grad School Open-House

ヘリテージ財団で大学院のオープンハウス

夕方5時からヘリテージ財団で安全保障研究のマスターコースのインビテーション・オンリーのオープンハウスというイベントが行われた。

イベントのオーガナイザーは、国際研究のトップのジェームズ・カラファノ。彼は「大学院でマスターをとること、そしてドクターをとることは人生を変えます。人生のステップアップになります」と挨拶し、イベントは開始した。

ジョンズ・ホプキンス大学とジョージタウン大学、ジョージ・メイソン大学とミズーリ州立大学、そしてThe Institute of World Politics(IWP)の担当者が、授業の時間帯や名物講師、卒業論文の有無など特徴を5分ほど語り、参加者からの質問時間となった。

参加者は30人ほどで、ヘリテージ財団のインターン、リサーチ・アシスタント、総務で働くスタッフ。ヘリテージ以外の組織で案内を受け取ったというワシントンDCで働く20,30代。そんななかに、40代、50代も混じっている。

話を聞くと、誰もが真剣に大学院進学を考えていた。

質問を聞くと、彼らがいかに真剣かは伝わってきた。

「不景気かつ政府予算が縮小される中で、卒業後、政府で仕事をすることは可能か」との質問に対し、ジョーンズ・ホプキンス大学とジョージタウン大学は、今までのネットワークと大学への信頼があるので問題はないと胸をはった。ジョージタウン大学については学生の半分はすでに政府の仕事についている、と付け加えていた。ジョージ・メイスン大学は「大学内に卒業生団体と就職課があり、それらが協力をしている」とした。IWPは政府にできなくても、民間セクターにも仕事が多い。」と答え、唯一、ワシントンDCから離れた場所にあるミズーリ州立大学は、「学生数が100人と小型なので教授も就職のお手伝いをします。」と答えていた。

次は年間の学費についてだ。それぞれの大学は学費に加えて奨学金と援助(Financial Aids) の有無について答えていた。ちなみに、ジョージタウン大学とジョンズ・ホプキンス大学は援助はないが、奨学金や大学内アシスタント業務への奨励をおこなっているという。ジョージタウン大学では35%が奨学金を受け取っていると語った。州立のジョージメイスン大学は州民か州民以外で異なり、州民以外は倍になるということだった。他の2大学は援助や大学内基金もあると語っていた。

さらに現実的な、審査基準についての質問もあった。ジョンズ・ホプキンス大学とジョージタウン大学は、アカデミック研究の能力があることを見せることが必要だと口を揃えた。こちらも審査のプロなのでコピペは絶対に見破るのでしないこと、と語っていた。

そのほか、必須外国語があるのか、ウィークポイントは何かといった質問が続いた。

最後にホストのカラファノは「私のマスターとドクターの経験では、教授との関係が一番大事です」と語り、夕食を食べながらのオープンハウスは幕を閉じた。

          

キャピタルの丘

来週からほぼ一ヶ月連邦議会は休会するので、ヘリテージ財団も独特の雰囲気に包まれている。それまでに仕事にめどをつけたいという緊張と、夏休みを迎える華やかな気分が混じっている。

特別イベントもいつも以上に多いように思われえる。前述のオープンハウスはここに2年在籍するがはじめて見たイベントだった。今週も、休会前の議員向け勉強会がヘリテージ別館で行われている。他にも、18歳以下の子供を持つ家庭の40%の大黒柱は女性という結果が発表されたことを受けて、この調査の意味をめぐるインビテーション・オンリー・パネルや、温暖化研究ではなく最近増え続けるトルネードなどの研究に力を入れたほうが言いと主張するトルネードが多いオクラホマ州出身のJim Bridenstine議員のインビテーション・オンリー講演やオバマケアへの強力な批判でライジングサンとして注目されれるテキサス州出身のTed Cruzの講演も行われている。

この傾向は、休会中も続く。とういのもヘリテージ財団とCSPANとの関係だ。CSPANは議会や公聴会の模様をそのまま流す政治チャンネルである。議会の最中は、放映する素材が連邦議会に溢れているが休会中になるとネタ探しにワシントンのシンクタンク界隈に出没する。

とりわけ、ヘリテージ財団は議会と近いこともあり、月曜や金曜の公開イベントはCSPANでの生放送率が高い。

というわけで、休会中のヘリテージ財団にはいつもより議員の姿は少ないが、CSPANで放映される可能性が高いイベントが多くなる。

この時期、ワシントンにいらっしゃることがあれば、ぜひ、ヘリテージ財団にいらしてください。イベント情報はネットに掲載されています。

  講演いただくことも、ありです。

 

About the Author

Kumi Yokoe, Ph.D. Senior Visiting Fellow, Japan
Asian Studies Center