The Heritage Foundation

Japanese Newsletter #48

July 5, 2012

July 5, 2012 | Japanese Newsletter on

キャピトルの丘(独立記念日バージョン            

昨日7月4日は、アメリカ人にとって最も重要な独立記念日だった。

今年のワシントンDCは歴史的な猛暑であり、昨日も例に漏れずじりじりと焼けるような暑さだったが、ワシントンDCは独立記念日を祝う人々で溢れ返っていた。

私の部屋からも連邦議会の先端が見えるほど議会に近い場所に位置するヘリテージ財団は、大統領が就任パレードをし、独立記念日のパレードが行われるペンシルバニア通りが望める場所に立っている。  

ヘリテージ財団の屋上から見る独立記念日の花火は格別とあって、屋上でスタッフとその家族に向けたBBQ独立記念日パーティが行われた。

屋上からの景色は360度。ワシントン・モニュメントの脇には、テレビで放映されるワシントンDCの花火があがり、そして、360度を見渡すと全ての場所で遠くで花火が上がっているのが見える。

この場所から見ると、独立記念日は各市町村レベルでも花火をあげているのがわかる。どこの場所にいても花火が見える、アメリカ人全てが楽しむお祝いの日なのである。

ヘリテージ財団ではスタッフを家族と称するが、確かにこのBBQパーティに参加すると他のアメリカの組織よりも家族的色合いが強いという特徴がある。

ここにはエレイン・チャオ元労働長官の姿もあった。彼女は退官後、ヘリテージ財団の特別研究員の立場にある。花柄のサマードレスに身を包んだ彼女は、満面の笑みで、話をしてくれた。私がBBQリブを切りにくそうにしていたら、ナプキンを膝の上においてくれながら、「また、日本の首相は交代するのかしら」と。

ヘリテージ財団にいると、働く女性の憧れともいえるチャオ元長官とこんなに親しげに対応してもらえるのかと、「キャリアウーマンルールズ」の著者として、非常に嬉しかった。今度、是非インタビューをしたい、と思っている。

先週の金曜日の歴史的嵐の後の対応も家族的であった。

金曜日の嵐で約300万件が電力供給を失った。ヘリテージ財団は、そういったスタッフのために、土曜日から事務所を開放し、子供やペットもヘリテージ財団に避難することを認めた。

さらに、「私の家で一部屋空いています。お子さんがいる家族の方は、泊まってください」というスタッフからのメールも流れていた。

昨年の独立記念日の翌日からヘリテージ財団の上級研究員になった。ちょうど今日、独立記念日の翌日から2年目に突入する。

独立記念日の花火を見ながら、この1年間はヘリテージ財団の家族的経営を享受する1年であったと振り返った。

独立記念日の1日前、フルナー所長に「今後のシンクタンクの役割」についてインタビューをする機会ももらった。

来週のニュースレターで、フルナー所長とのインタビューを紹介します。フルナー所長はアメリカのマスコミにもほとんど登場しないので、楽しみにしていてください。

About the Author

Kumi Yokoe, Ph.D. Senior Visiting Fellow, Japan
Asian Studies Center